東京都板橋区の外断熱賃貸マンション「シェーンバウム」で快適な賃貸ライフを!



2019/03/26 空室情報をUPしました!

019 真夏の“昼”の夢?

「猛暑日」という言葉をご存知でしょうか。
1日の最高気温が25℃以上の「夏日」、30℃以上の「真夏日」に加え、最高気温が35℃を超える日を表現するために、今年から気象庁が使い始めた言葉です。
「猛暑日」はこの10年間で急激に増えてきたそうです。その背景には地球の温暖化があることは疑いようがありません。

 

そんな猛暑の東京で、外断熱の建物はどのように機能しているのでしょうか。
今回のかわら版では、先日、内見の方をご案内した体験を交えて、夏の“外断熱”の効果をおさらいしてみましょう。

夏の内見で体感したこと

その内見の方がいらっしゃったのは、7月も終わろうかという頃でした。
「猛暑日」とは行かないものの、最高気温は32℃という立派な「真夏日」で、外でじっとしていても汗が出てくるような陽気でした。

 

お部屋にご案内して、中を見ていただきます。一段落したところで、私が話題をふりました。

 

「ところで…、閉め切っていたにしてはこの部屋は涼しいと思いませんか?」

 

この内見の方は、前日に他の部屋を見て回ったらしく、他の部屋との違いを肌で感じ取っていただけたようです。
余談ですが、通常この季節の内見では、まず不動産業者が内見者より先に現場に行き、窓を全部開け放って空気の入れ換えをするそうです。
そうしないと、閉めきった車の中のように中が暑くなってしまっていて、とても内見どころの騒ぎではなくなってしまうからです。
(シェーンバウムでは不動産業者は内見の方と一緒に登場します。念のため)

 

私は続けます。
「実はこのマンションはちょっと変わった構造をしていまして…」
と、いつもならここから“外断熱”の説明を始めるところですが、この日の内見の方は一味違いました。
なんと、このサイトを何度もご覧になって、“外断熱”の基本的な構造を理解されていたのです。

 

こうなると話は早い!
後は実際にご自分の体で確かめていただければいいだけです。
私は“外断熱”の効果を体感してもらうために、今までやったことのない実験を一つしてみることにしました。

 

間取りや設備の検討を終わり、内見の方は部屋のサイズを測り始めました。
1Kの中に私も含めて4人の大人がいて、さらにいろいろ動き回っているわけですから、
さすがに“外断熱”と言えども、じっとりと汗をかくぐらいには部屋の温度が上がってきています。

 

そこで、私は提案してみました。
「試しにエアコンをつけてみましょうか? どのくらい効くのか試してみましょう」

 

実は私もこうした真夏日にこの部屋の中でエアコンをつけてみたことがなく、自分でもどのくらい効き目があるのか確認してみたかったのです。
もちろん、通常の“内断熱”よりは遥かに涼しくなる確信はありましたが。

 

私のこの提案に、内見の方ももちろんウエルカム。私はエアコンのスイッチを入れ、内見の方は採寸の続きをします。
そうして、10分ほどたったころ…、

 

「ちょっと、寒くなってきませんか?」

 

普段からエアコンをあまり使わない私がまず音をあげました。部屋の中は涼しいを通り越して、私には寒く感じられてきたのです。
内見の方も、寒いとまではいかなくても涼しくなったのは確かなようで、軽い驚きと共に、私に質問をされました。

 

「ちなみに温度設定は何℃ですか?」

 

それに対する私の答が、さらに内見の方を驚かせます。

 

「え〜と、25℃です」

 

お話を聞くとその方の今住んでいる家では、設定を20℃にしてもクーラーが効かない時があるとのこと。
25℃の温度設定で、さらに10分足らずの時間で、ここまで涼しくなることにビックリされたようです。

内断熱の建物だと

なぜ、“内断熱”と“外断熱”でここまで違いがあるのか。
その理由を図にして考えてみましょう。

 

 

<図1>は従来の“内断熱”の建物です。
夏の日差しを直接浴びているコンクリートは、それ自体が熱を溜めこみます。
部屋の内側に断熱材がありますが、入物であるコンクリート自体が熱を持っているため、エアコンでいくら部屋の空気を冷やしても、コンクリートが冷気を奪っていくという悪循環が繰り返されます。
例えて言うなら、熱々の石焼ビビンバの石鍋の中に、氷を放り込むようなものでしょうか?
そのため、設定温度を下げても実際の部屋の温度が下がらないという現象が起こります。
断熱材を厚くすることによってコンクリートに冷気を奪われにくくはできますが、「エアーコンディショナー」の名前通り、あくまで空気を冷やすという発想ですので、空気が逃げてしまったらせっかく貯めた冷気もパァー。窓を開けておちおち空気の入れ替えもできません。
おまけに断熱材の厚い内断熱には、冬の結露という恐怖も待っています。
(結露に関しては、かわら版「007」「008」をご参照下さい)

外断熱でエアコンが効くワケ

 

それに対し<図2>の“外断熱”は、建物をくるむ断熱材が日差しをシャットアウト! コンクリートが熱くなることはありません。
エアコンからはきだされた冷気は、コンクリートに熱を奪われることなく、あっという間に部屋の温度を下げます。
さらには、室内の空気を冷やすだけに留まらず、その冷気をコンクリートに貯めこみますので、窓を開けて換気しても、また窓を閉めてエアコンをスイッチを入れれば、すぐに元の温度に戻ります。

 

「クールビズ」だの「打ち水」だの、政府や自治体はいろいろな「地球温暖化対策」を打ち出します。
しかし、エアコン使用量を抑えられることや建物からのヒートアイランド現象がなくなることを考えると、現時点で最強の「地球温暖化対策」は、「日本中のコンクリート建造物を外断熱化する」ことだと断言できると思います。
確かに今すぐ実行できることではありませんが、政府は長期的な展望にたって古い体質のゼネコン業界との癒着を断ち切り、外断熱の重要性を認識して欲しいと切に願います。

 

シェーンバウムは、東京の片隅にあるちっぽけな一棟の賃貸マンションですが、その来るべき新しい世界への一つの指標となりたいという、分不相応な夢を持って(笑)、外断熱の良さを広めていきたいと思っています。

 

そうそう、最後になりましたが、今回登場していただいた内見の方が、無事にお申込みいただいたことをここでご報告しておきます(笑)。

 

(2007/08/17 文責:佐野)


 
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