東京都板橋区の外断熱賃貸マンション「シェーンバウム」で快適な賃貸ライフを!



2019/03/26 空室情報をUPしました!

020 8畳なのに8枚敷けない?

賃貸で人気の物件と言えば、「フローリング」。
と言うより、最近の新築物件はほとんどがフローリングになっています。
もちろん、シェーンバウムも全室フローリングです。

 

ところが、慣習とは面白いもので、そんな状況でも居室の広さを表す単位は「〜畳」。
フローリングであっても、広さはタタミ何枚分かで表しています。
日本人として直感的に広さを認識しやすい単位なのでしょうが、通常一枚単位で敷かれるはずのタタミなのに、例えば「9.2畳」なんていう、ちょっと考えれば不思議な表現が使われている単位でもあります。(0.2畳のタタミって想像すると変ですよね-笑)

 

近い将来、フローリングで育った子供たちが部屋を借りるようになっても、やっぱり広さを表す単位は「畳」なのかしら、なんていうオジサンの心配は別にして、今回のかわら版は、この「畳」という単位にまつわるお話です。

8畳なのに8枚敷けない!

まず、混乱を避けるために以下の二点を前提として決めさせていただきます。
@ここでの「部屋」は、RC構造のマンションの中にあり、柱などのでっぱりがない“正方形”の部屋とする。
Aタタミの大きさは地方によってバラつきがあるが、ここでは「180cm×90cm」をタタミのサイズとし、「1.62u」を1畳の広さとする。

 

さて、ここで問題です。

 

「広さの表示に“8畳(=12.96u)”とある部屋にタタミ8枚を敷けるでしょうか?」

 

この問題、意外なことに答は「No」なんです。

 

「そんなの詐欺じゃないか!」と怒る方もいらっしゃるかも知れません。
しかしこれは日本中のマンションで共通の現象で、あなたが今お住みの部屋も例外ではありません。
実は、このトリックを解くカギは、「床面積」の計算方法にあるのです。

 

現在、居室の床面積の表示として使われているのが、「壁芯面積」と呼ばれるものです。
これは、壁の中心線(=壁の真ん中)から向かいの壁の中心線までの距離で面積を計算する方法です。

 

つまり、「壁芯面積」で“8畳(=12.96u)”と表記されている部屋は、壁の中心線から向かいの壁の中心線までの距離が3.6mであり、壁から壁までの距離が3.6mあるわけでありません。
分かりやすく壁の厚さを「10cm」だと仮定すると、壁の中心線から壁までは5cmありますから、実際の内寸(=壁から壁までの距離)は「3.6m−0.05m−0.05m」で「3.5m」となります。
これでは、部屋の内側にタタミが8枚引けるはずもありません。

 

ここに断熱材が加わると

「なんだ、一辺で10cmも損しているのか」と思われた方、ガッカリするのはまだ早い。
ここまではあくまでもコンクリートむきだしの壁のお話。実際のマンションにはここに“断熱材”という要素が加わってきます。

 

このかわら版をいつも読んでいただいている方には「耳にタコ」のお話ですが、ここで“内断熱”と“外断熱”の壁の構造をおさらいしておきましょう。

 

壁の内側に断熱材を吹き付けて、その上からボードを張り、さらにその上から壁紙を貼るのが“内断熱”。
それに対し、断熱材が外側にあるため、コンクリートに直接壁紙を貼るのが“外断熱”です。

 

注目すべきは、「壁芯面積」が指す“壁”とは、コンクリート部分だけを指しているものであり、断熱材の含めた厚さの中心線ではないということです。
つまり、“内断熱”も“外断熱”も壁の中心線は同じところにあるということです。

 

 

ということは、どういうことか。
“外断熱”は、コンクリートに壁紙一枚貼るだけですから、実際の内寸は先程の計算と変わらず、「3.5m」のままです。
一方の“内断熱”は、コンクリートの上に2〜3cmの断熱材を吹き付けた上にボードを張りますから、少なく見積もっても、最低5cmは壁面が部屋側にせり出すことになります。
壁の中心線から考えると実際の壁面は10cmも部屋側にあるわけですから、内寸は「3.6m−0.1m−0.1m」の「3.4m」しかありません。
部屋の広さの表示が同じ「12.96u」でも、実際の床面積は“外断熱”が「3.5m×3.5m=12.25u」に対し、“内断熱”が「3.4m×3.4m=11.56u」となります。

 

本日の結論…「同じ広さの表示でも、“外断熱”の部屋は“内断熱”より広い!」

 

もし“外断熱”と“内断熱”でまったく同じ間取りの部屋を作れば、その差は一目瞭然のはずです。
残念ながら現実にはそういった例はありませんが、一辺10cmの差は生活に大きく影響してきます。
この事実は、知る人ぞ知る外断熱の“ちょっとした幸せ”と言えそうです(笑)。

 

(2007/12/10 文責:佐野)


 
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